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第59回「“ゼロ%物価目標政策”の帰結」(2007/05/10)
 「日本銀行は物価上昇率をゼロ%にすることを目標にしている」と私が小さな会合で述べて以来、「ゼロ%物価目標」という言葉を様々なところで見聞きするようになった。そこで、日銀の政策目標がゼロ%物価上昇率であるのか、日銀がゼロ%物価上昇率を目標とすると何が起きるのかをきちんとした形で説明しておきたい。


日銀は実質的にゼロ%物価目標政策を採用している


 図は、政府や日銀が重視している「生鮮食品を除いた消費者物価」の前年同月比上昇率と金融政策を示したものである。これを見ると、物価上昇率が少しでもゼロ%を上回れば、日銀が金融引き締めの方向に動いてきたことが分かる。


 日銀は2003年から2004年1月にかけて量的緩和の誘導目標(当座預金残高)を上げていったが、このとき物価上昇率はマイナスだった。2006年に入って物価がおおむねプラス基調に転じると、3月に量的緩和を解除し、さらに7月にはゼロ金利政策を解除した。


 2007年2月の追加利上げは特に積極的だった。2006年から物価が強含んだのは原油価格高騰の影響である。図に見るように、エネルギー価格を除いた消費者物価は一貫して前年同月比マイナスだった。原油価格の影響がなくなれば、消費者物価上昇率が水面下に沈むことは容易に予想できた。そのような時に日銀は金利引き上げに踏み切り、利上げ後、物価上昇率は再びマイナスになった。


 物価上昇率がほとんどゼロであり、今後上がる可能性ではなくて下がる可能性があるときに、日銀が金利を引き上げたということは、日銀の金融政策の目標が物価上昇率をゼロ%にする、すなわち、ゼロ%物価目標政策を採用しているということだ。日銀はもちろん、物価目標政策など採用していないと主張するだろうが、その言葉でなく行動を見れば、ゼロ%物価目標政策を採用しているのは明らかだ。


 その結果どのようなことが起きるだろうか。


【日経ニュースより】

経済学
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