新証券税制：特定口座とは

新証券税制：特定口座とは
　特定口座とは個人投資家の簡易な申告を可能とし、さらに、個人投資家の選択によって証券会社に源泉徴収を行ってもらい、確定申告を不要とすることもできる、という制度です。
　この便利な特定口座は、新規に株式投資を開始する場合には、事前に証券会社に特定口座を申し込むことによって、いつでも特定口座に入庫することが可能です。他方、自宅に現物のまま保管されている株式（いわゆる「タンス株」）を「みなし取得価額」で特定口座へ入庫できる制度は2004年12月末でいったん終了しましたが、新しい制度として、2009年５月末までの措置としてタンス株券の特定口座への預け入れが再開されました。
　ただし、新しい制度ではみなし価額での入庫はできないので注意が必要です。入庫に際しては、実際の取得費で入庫する方法(ａ)と名義書換日の終値で入庫する方法(ｂ)があります。
(ａ)の場合、取引報告書や取引残高証明書が
(ｂ)の場合、本人名義の株券などが必要です。

【日経ネットマネー＆マーケットより】

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